2018年09月28日 与那国島の「てにをは」 去る日曜日が開催された、比川小学校の運動会が参加しました。 僕は2種類のチーム(かけっこクラとフラダンス)が走りましたよ。 結果は、 かけっこクラブチーム→4位(バトンが落ちるハプニングで最下位) フラダンスチーム→2位 でした 前列:(左から)ゆかさん、さつき先生、 後列:(左から)僕、小島よしお…。おっと間違えました。トリスタン先生(アメリカ人) さて、タイトルの「てにおは」とは、日本語の「助詞」の事です。 wikiの例文を確認してみると、 ①「海に行く」と「海へ行く」の「に」と「へ」、 ②「日本でただ一つの」と「日本にただ一つの」の「で」と「に」、 ③「目の悪い人」と「目が悪い人」の「の」と「が」、 などの事です。 冒頭の文の「が」使いに気づいた方もいらっしゃるでしょう。 日曜日が開催された ↓ 日曜日に開催された ですし、 「運動会が参加した」 ↓ 「運動会に参加した」 のような感じです。 この、「が」あるいは「にが」の使い方が与那国島あるある?でユニークです。 例えば、 「海に行く」→「海にが行く(BIGINの歌詞ですね)」 「テレビを見ている」→「テレビが見ている」 みたいな。(笑) 「てにをは」ではないですが、僕自身もユニークな「うちなーぐち」を話します。 ※うちなーぐちと言えるか?? 「回っていくさーねー」→(別に回りながら行くわけではなく、訪ねるという意味) 「〇〇しましょうねー」→(共にやりましょう、の意味ではなく、(自分が)〇〇しますね、と言っているに過ぎない) ※沖縄出身のきれいなお嫁さんが県外の義父にたいして、 「先にお風呂に入りましょうね~」と言ったら、 義父が裸になって風呂場で待っていたとか…(笑) 「〇時に来るさーねー」→(『〇時に行く(参ります)』の意味。行くと来るが逆になっている) みたいな。 運動会後の飲み会?、増田大使のお迎え会?で話題になった、与那国島の「てにをは」でした。 コメント(0)
2018年09月14日 与那国島のオノマトペ 与那国町では9/9(日)に町議会議員選挙が行われました。 当選された皆様おめでとうございます。 そして選挙活動を行われた皆様、お疲れ様でした。 さて、タイトルの「オノマトペ」について。 ※以下の内容は、「与那国島あるある」または「分かる人には分かる」という類のものです。 【オノマトペとは】 擬声語および擬態語(デジタル大辞泉より) との事です。 例えば、 「わんわん(犬の鳴き声)」、 「ドキドキ(心臓の様子)する」 「ずきずき、チクチク(痛い)」 などなど。 与那国島では不思議な?擬態語が使われていることに気づきました。 ある日のミーティングで会長と話をしていた時のことです。 会長:「〇〇さんは、『ガリガリ』の保守(または革新)だからな~」 さらに、 会長:「あの方は、『ガリ』の保守(または革新)なのでね~」 など。 ※例えば、 「安倍総理大臣は『ガリガリ』の保守の人だからな~」 あるいは、 「石破さんは、『ガリガリ』の防衛通だからな~」 のような使い方。 僕:「えぇ。そうですね…。」 心の中では…、「はっ?ガリガリ????」 『ガリガリ』ってこんな感じの事を言うかと…。 おそらく、 『バリバリ』(例:現役バリバリなど) や、 『ゴリゴリ(例:ゴリゴリのラッパー)』 のことを仰っているのだろうと理解する事にしました。 その後しばらくして…、 なんと同僚の女性の方も会長と同じように、 「あぁ~。〇〇さんは『ガリ』の保守(または革新)の人ですからね~」 との発言。 なるほど…。 与那国では、ハードコアの形容を『ガリガリ』と言うのか…。 新たな発見でした コメント(0)