ビジネスモデル、ストックかフローか
中古車販売業界の勉強をしている時に、差別化の一環として
「車販事業以外の収益を確保するストックビジネスの重要性が問われている
」(業種別審査辞典:(株)きんざい)
と書かれていました。
事業には、大きく分けて「ストック型」と「フロー型」の2種類があります。
ストック型ビジネス
→オンバランス又はオフバランスの資産で定期的な収入が確保できるビジネス。
オンバランスの資産による収入
例①・・・銀行:オンバランスの貸出債権によって、毎月毎月定期的な収入(利息)が入ってきます。
例②・・・六本木ヒルズで有名な森ビル:森〇〇と番号のついたビルが30くらいあり、定期的な収入(テナント)で収益を上げています
。
オフバランスの資産による収入
例①・・・税理士事務所など:バランスシートに税理士免許が金額と共に載っているわけではないですが、顧問契約を結ぶと毎月の収入となります。
フロー型ビジネス
→取引ごとに、商品・サービスの提供、料金受領で完了するビジネス。
例…証券会社:預かり資産それ自体で収益が上がるわけではなく、取引毎の手数料収入によって収益を上げています。従って証券会社の社員は、毎日毎日がむしゃら
に手数料を上げなければなりません。(※投信は信託報酬の1部が証券会社の収入になっています)
さて、ビジネスモデルにはストック型とフロー型の2種類があるわけですが、
商品・サービスの差別化や顧客の囲い込みによって出来るだけストック型への転換が望ましい
、と考えます。
例えば「歯医者さん」。
虫歯など、歯痛の時にだけ医者に掛かるのではなく、「予防歯科」という概念を業界あげて確立しています。
これにより、私も半年に1回近所の某先生にお世話になっています。
続いて、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」に事例として掲載されていた
「謎の住宅街の高級フレンチレストラン」
高級住宅でもない単なる住宅街にある高級フレンチレストラン・・・。

安くもなく、便利でもない。高級フレンチの特別感ゼロ・・・。
「なぜこんなところで?こんな価格で?」というお店なのだそうです。

しかし、この謎の高級フレンチレストランは、
料理を提供して、料金を受領して終わり、というフロー型ビジネス以外に、
「シェフが教えるフレンチ料理教室
」と「ソムリエが教えるワイン教室
」
の2教室を昼間に開講していたのだそうです。

自社の資産(厨房設備・食材・シェフの技術)を活かして、何回かに渡って報酬を得るのでしょう。
様々な業界において、ストック型への可能性はありそうです。
意外にも、「経営革新」というのは、これらの変革を事業化する事なのかもしれません。
「車販事業以外の収益を確保するストックビジネスの重要性が問われている

と書かれていました。

事業には、大きく分けて「ストック型」と「フロー型」の2種類があります。
ストック型ビジネス
→オンバランス又はオフバランスの資産で定期的な収入が確保できるビジネス。

オンバランスの資産による収入
例①・・・銀行:オンバランスの貸出債権によって、毎月毎月定期的な収入(利息)が入ってきます。

例②・・・六本木ヒルズで有名な森ビル:森〇〇と番号のついたビルが30くらいあり、定期的な収入(テナント)で収益を上げています

オフバランスの資産による収入
例①・・・税理士事務所など:バランスシートに税理士免許が金額と共に載っているわけではないですが、顧問契約を結ぶと毎月の収入となります。

フロー型ビジネス
→取引ごとに、商品・サービスの提供、料金受領で完了するビジネス。
例…証券会社:預かり資産それ自体で収益が上がるわけではなく、取引毎の手数料収入によって収益を上げています。従って証券会社の社員は、毎日毎日がむしゃら


さて、ビジネスモデルにはストック型とフロー型の2種類があるわけですが、
商品・サービスの差別化や顧客の囲い込みによって出来るだけストック型への転換が望ましい


例えば「歯医者さん」。
虫歯など、歯痛の時にだけ医者に掛かるのではなく、「予防歯科」という概念を業界あげて確立しています。

これにより、私も半年に1回近所の某先生にお世話になっています。

続いて、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」に事例として掲載されていた
「謎の住宅街の高級フレンチレストラン」

高級住宅でもない単なる住宅街にある高級フレンチレストラン・・・。


安くもなく、便利でもない。高級フレンチの特別感ゼロ・・・。

「なぜこんなところで?こんな価格で?」というお店なのだそうです。


しかし、この謎の高級フレンチレストランは、
料理を提供して、料金を受領して終わり、というフロー型ビジネス以外に、
「シェフが教えるフレンチ料理教室


の2教室を昼間に開講していたのだそうです。


自社の資産(厨房設備・食材・シェフの技術)を活かして、何回かに渡って報酬を得るのでしょう。

様々な業界において、ストック型への可能性はありそうです。
意外にも、「経営革新」というのは、これらの変革を事業化する事なのかもしれません。
