漂流脱出ゲームとNHK
企業の研修などで行われる講義のなかで、講義形式だけでなくグループで問題に対応する研修もあります。
私が昨年に受講した1ヶ月研修でも講義やグループで議論を行う様々な研修がありました。
標題の「漂流脱出ゲーム」ですが、以下のような内容だったと思います。
ある船が嵐の夜に沈没してしまい、グループ全員が予備のボートで漂流しています。

このような状況で、ボートの備品(ロープ、地図、ガソリンタンク、ライト、コンパス・・・10個くらい備品があったと思います)を利用して、如何にして全員の生存を目指すのか、その為に必要な備品の順番と使い方を想定しながら答えて下さい、のような内容です。
研修ではすぐにグループ討議ではなく、初めに個人で考えを書きます。
例えば、私なら全員を船に縛ろうと考え、ロープを1番としました。
次にリーダーを決めて、グループで活発に意見を出し合い、グループとしての必要備品の優先順序及び使い方を決めます。
※担当の先生より、「リーダーはグループメンバーの意見を否定しないように、建設的な議論になるように気を付けるように」と指示を頂いています。
そのように、議論を行ったあと、皆で答え合わせ。
するとびっくり
、研修を受けた60名弱のいずれにおいても個人で考えた備品の優先順位よりも、グループで検討した後の優先順位のほうが正解に近づいていました。

これは、個人で物事を考えるよりも、グループで建設的に議論を行う事で、より正解に近づく可能性が高くなることを示しています。
※実際に、どのような方を対象にした研修においても、同様の結果となるようです。
研修でリーダーを行った私の場合でも、自分で考えた結果よりもグループ討議を行った結果のほうが、より正解に近づいていました。
さて、表題のもう一つの「NHK」。
会長が、理事の全員に辞表を提出させていたことが問題になっています。
NHK会長の真意は分かりませんが、確かに前職では上司が「辞表持って来い
」と怒鳴りつけているシーンがありました。
もちろん、NHKの辞表提出は、私の前職で行われていたような
「こらぁ、玉那覇!! 明日までに〇〇を〇〇万円売ってこい
。出来なかったら辞表持って来い
」
とは違うのかもしれません。
しかし、このような「辞表持って来い」のケースでは、売上などの成績が上司の力量を超えて発揮される可能性は、低いでしょう。
たかが、「漂流脱出ゲーム」ですが、世の中の様々なシーンで「漂流脱出ゲーム」のような状況はあります。
強烈なリーダーシップをてこにトップダウンで物事を解決しなければならないシーンもあるかと思いますが、皆で建設的に知恵を出し合って結論を出すことは、個人で考えているよりもより正解に近づくことを「漂流脱出ゲーム」は示していると思います。
さて、様々な事業の事務局を行う事もある私ですが、建設的な会議が出来るようにやっているのでしょうか?
反省するシーンが多々ありそうですm(__)m

私が昨年に受講した1ヶ月研修でも講義やグループで議論を行う様々な研修がありました。

標題の「漂流脱出ゲーム」ですが、以下のような内容だったと思います。
ある船が嵐の夜に沈没してしまい、グループ全員が予備のボートで漂流しています。


このような状況で、ボートの備品(ロープ、地図、ガソリンタンク、ライト、コンパス・・・10個くらい備品があったと思います)を利用して、如何にして全員の生存を目指すのか、その為に必要な備品の順番と使い方を想定しながら答えて下さい、のような内容です。
研修ではすぐにグループ討議ではなく、初めに個人で考えを書きます。
例えば、私なら全員を船に縛ろうと考え、ロープを1番としました。

次にリーダーを決めて、グループで活発に意見を出し合い、グループとしての必要備品の優先順序及び使い方を決めます。
※担当の先生より、「リーダーはグループメンバーの意見を否定しないように、建設的な議論になるように気を付けるように」と指示を頂いています。
そのように、議論を行ったあと、皆で答え合わせ。

するとびっくり



これは、個人で物事を考えるよりも、グループで建設的に議論を行う事で、より正解に近づく可能性が高くなることを示しています。
※実際に、どのような方を対象にした研修においても、同様の結果となるようです。

研修でリーダーを行った私の場合でも、自分で考えた結果よりもグループ討議を行った結果のほうが、より正解に近づいていました。

さて、表題のもう一つの「NHK」。
会長が、理事の全員に辞表を提出させていたことが問題になっています。

NHK会長の真意は分かりませんが、確かに前職では上司が「辞表持って来い

もちろん、NHKの辞表提出は、私の前職で行われていたような
「こらぁ、玉那覇!! 明日までに〇〇を〇〇万円売ってこい


とは違うのかもしれません。
しかし、このような「辞表持って来い」のケースでは、売上などの成績が上司の力量を超えて発揮される可能性は、低いでしょう。
たかが、「漂流脱出ゲーム」ですが、世の中の様々なシーンで「漂流脱出ゲーム」のような状況はあります。
強烈なリーダーシップをてこにトップダウンで物事を解決しなければならないシーンもあるかと思いますが、皆で建設的に知恵を出し合って結論を出すことは、個人で考えているよりもより正解に近づくことを「漂流脱出ゲーム」は示していると思います。
さて、様々な事業の事務局を行う事もある私ですが、建設的な会議が出来るようにやっているのでしょうか?
反省するシーンが多々ありそうですm(__)m