嘘(間違い)が2つ混ざると本当っぽくなる??
木村草太先生(憲法学者)をテレビで見て以来、
落ち着いた話し方、分かりやすい例示の仕方に感心し、
著書を色々と読んでいます。
※我が社で購読している沖縄タイムスにもコラムを持っています。

木村草太先生(沖縄タイムスのコラム画像より。)
木村先生は憲法学者ですので、
著書のほとんどは憲法がテーマの内容なのですが、
議論を進める場合の例示がとてもユニークです。
そんな木村先生の本の中で、表題のような指摘があり、
面白い気づきだな~と思いました。

※どの本だったか忘れましたが、将棋の羽生名人とフィギュアスケートの羽生結弦選手の例えでした。
どういうことか。


※玉那覇を例にして考えてみます。
1.嘘(間違い)が1つの場合…。
「玉那覇が商工会を辞めた(これが間違い)んだって?」
に対しては、
「いや、辞めてないよ」
と、指摘して終わりになります。
しかし、嘘(間違い)が2つある場合にはどうなるでしょう??
2.嘘(間違い)が2つある場合…。
「玉那覇が商工会やめて(嘘①)弁護士になったんだって(嘘②)??」
...。

(あり得ない例えですみません
)
「辞めてないよ」だけでは、と嘘①を否定しただけでは、弁護士になった感じ(嘘②)が残りますし、
「弁護士になってないよ」と嘘②を否定しただけでは、「商工会を辞めた」感じ(嘘①)が残ってしまう…。
「嘘(間違い)が2つ混ざると本当っぽくなってしまう」
という面白い?流行のフェイクニュースっぽい?現象でした。

憲法の本を読んで、記事がこれかよ
と突っ込みがありそうですが、(あるのだろうか?)
木村草太先生の著作はどれも分かりやすく、面白いのでお勧めです。


落ち着いた話し方、分かりやすい例示の仕方に感心し、
著書を色々と読んでいます。

※我が社で購読している沖縄タイムスにもコラムを持っています。

木村草太先生(沖縄タイムスのコラム画像より。)
木村先生は憲法学者ですので、
著書のほとんどは憲法がテーマの内容なのですが、
議論を進める場合の例示がとてもユニークです。

そんな木村先生の本の中で、表題のような指摘があり、
面白い気づきだな~と思いました。


※どの本だったか忘れましたが、将棋の羽生名人とフィギュアスケートの羽生結弦選手の例えでした。
どういうことか。



※玉那覇を例にして考えてみます。
1.嘘(間違い)が1つの場合…。
「玉那覇が商工会を辞めた(これが間違い)んだって?」
に対しては、
「いや、辞めてないよ」

と、指摘して終わりになります。

しかし、嘘(間違い)が2つある場合にはどうなるでしょう??
2.嘘(間違い)が2つある場合…。
「玉那覇が商工会やめて(嘘①)弁護士になったんだって(嘘②)??」
...。


(あり得ない例えですみません

「辞めてないよ」だけでは、と嘘①を否定しただけでは、弁護士になった感じ(嘘②)が残りますし、

「弁護士になってないよ」と嘘②を否定しただけでは、「商工会を辞めた」感じ(嘘①)が残ってしまう…。

「嘘(間違い)が2つ混ざると本当っぽくなってしまう」
という面白い?流行のフェイクニュースっぽい?現象でした。


憲法の本を読んで、記事がこれかよ

と突っ込みがありそうですが、(あるのだろうか?)
木村草太先生の著作はどれも分かりやすく、面白いのでお勧めです。


