視察研修→研修→記念式典
10/1(日)~10/9(月)の日程で、出張しておりました。
10/2(月)
商工会が運営している特産品アンテナショップの視察&意見交換を目的に、
鹿児島県、広島県へ出張しました。
鹿児島中央駅に着くと、駅前で産業まつり?を開催しておりました。
こちらが鹿児島県のアンテナショップ(通称:かご市)
テレビで見た事のある「みき」がありました。
夕食を兼ねた居酒屋の〆は「鶏飯」でした。激ウマ
10/3(火)広島県
鹿児島から広島へ新幹線で移動。
昨日と同じく、広島県のアンテナショップ「夢プラザ」の視察&意見交換を行いました。
広島夢プラザ。商店街は広島カープ優勝で盛り上がっている様子でした。
研修終了後に一同で原爆ドームへ。この建物は、産業会館(沖縄でいうところの産業支援センター)のビルだったようです。
あいにく資料館の開館時間に間に合わず、1階に展示されている資料のみ(無料)の見学でしたが、
まさに心を締め付けられ、涙が流れてしまいました。
核兵器廃絶への署名も行うことが出来ました。
今回の研修では、公的機関が特産品を販売しようとする際に発生する様々なトレードオフの問題を考えさせられました。
1.売上アップと品揃え問題
→限られた店舗スペースの効率性アップを図る為に、売れ筋商品に大きく棚割りしようとするものの、
公益性の観点から他の商品も平等に扱わなければならない。
2.自立経営とお客様と仕入事業者との関係
→経営の肝として利益を出さなければ継続できない。その為に、お客様に納得のいく価格で提供しなければ競合との競争に勝てない。
一方で、仕入れ業者の成長の観点から、小規模事業者の商品を買いたたく事も難しい…。
結果として、自社利益(マージン)を減らす事になるが、そうすると損益分岐点が高くなり、経営が難しくなる…。
3.その他
その他、民間のお土産屋さんとの棲み分け問題も発生しがちである。
いわゆる「民業圧迫ではないか」という意見であり、これらの意見に基づく政治的な調整のコスト…。
※政治的な調整コストとは、金銭ではなく意見&利害の調整に伴う心理的コストや時間をかけた各関係機関への丁寧な説明、等の負担のことです。
鹿児島県と広島県のショップは、
①お客様思いである。
(特産品をお客様に買って頂くという観点から、適正価格に抑えている。)
②事業者思いである。
(事業者の成長を願って、買いたたかず、かつ、幅広い事業所の商品を店舗に並べている)
③自立経営の為に知恵を出し、もがいている
(様々な企画等を実施し、トレードオフの解消に努めている)
と頑張っており、心から「すごいな…」と感心すると同時に、公的機関が商売を行う事の難しさを痛感しました。
さて、とても有意義な研修でしたが、最も印象に残ったのは「原爆ドーム」でした。
「人類地球にとって(というか地球にとって)悪である原爆や戦争が無くなりますように」
と、心から願う気持ちになりました。
10/2(月)
商工会が運営している特産品アンテナショップの視察&意見交換を目的に、
鹿児島県、広島県へ出張しました。
鹿児島中央駅に着くと、駅前で産業まつり?を開催しておりました。
こちらが鹿児島県のアンテナショップ(通称:かご市)
テレビで見た事のある「みき」がありました。
夕食を兼ねた居酒屋の〆は「鶏飯」でした。激ウマ
10/3(火)広島県
鹿児島から広島へ新幹線で移動。
昨日と同じく、広島県のアンテナショップ「夢プラザ」の視察&意見交換を行いました。
広島夢プラザ。商店街は広島カープ優勝で盛り上がっている様子でした。
研修終了後に一同で原爆ドームへ。この建物は、産業会館(沖縄でいうところの産業支援センター)のビルだったようです。
あいにく資料館の開館時間に間に合わず、1階に展示されている資料のみ(無料)の見学でしたが、
まさに心を締め付けられ、涙が流れてしまいました。
核兵器廃絶への署名も行うことが出来ました。
今回の研修では、公的機関が特産品を販売しようとする際に発生する様々なトレードオフの問題を考えさせられました。
1.売上アップと品揃え問題
→限られた店舗スペースの効率性アップを図る為に、売れ筋商品に大きく棚割りしようとするものの、
公益性の観点から他の商品も平等に扱わなければならない。
2.自立経営とお客様と仕入事業者との関係
→経営の肝として利益を出さなければ継続できない。その為に、お客様に納得のいく価格で提供しなければ競合との競争に勝てない。
一方で、仕入れ業者の成長の観点から、小規模事業者の商品を買いたたく事も難しい…。
結果として、自社利益(マージン)を減らす事になるが、そうすると損益分岐点が高くなり、経営が難しくなる…。
3.その他
その他、民間のお土産屋さんとの棲み分け問題も発生しがちである。
いわゆる「民業圧迫ではないか」という意見であり、これらの意見に基づく政治的な調整のコスト…。
※政治的な調整コストとは、金銭ではなく意見&利害の調整に伴う心理的コストや時間をかけた各関係機関への丁寧な説明、等の負担のことです。
鹿児島県と広島県のショップは、
①お客様思いである。
(特産品をお客様に買って頂くという観点から、適正価格に抑えている。)
②事業者思いである。
(事業者の成長を願って、買いたたかず、かつ、幅広い事業所の商品を店舗に並べている)
③自立経営の為に知恵を出し、もがいている
(様々な企画等を実施し、トレードオフの解消に努めている)
と頑張っており、心から「すごいな…」と感心すると同時に、公的機関が商売を行う事の難しさを痛感しました。
さて、とても有意義な研修でしたが、最も印象に残ったのは「原爆ドーム」でした。
「人類地球にとって(というか地球にとって)悪である原爆や戦争が無くなりますように」
と、心から願う気持ちになりました。