中間のある/なし

ありよし

2019年02月07日 18:10

前回のブログにて、


賛成/反対に中間の概念はあるのか??


について考察してみました。



そうして考えてみますと、


数ある対義語のなかで、どんな言葉が中間を持っているのか?


と、考えてしましいます。







個人的には、



【中間の無い言葉】=『事実のみを描写する、あるいは表す、言葉。名詞とか。』



【中間のある言葉】=『上記以外。程度を表す言葉、感覚・感情・主観など人の思いや感じ方が含まれる言葉。形容詞とか。』


と整理しています。(正しいかどうか分かりません…)




いくつか例示してみます。


【中間の無い言葉】

出席⇔欠席
アダム⇔イブ
表⇔裏
資産⇔負債
貸付金⇔借入金(資産/負債といっしょか…)
右折⇔左折


中間はなさそうです。


【中間のある言葉】
(程度や感覚・感情を表す他に、人の思いや感じ方が含まれる言葉)

明るい⇔暗い
大きい⇔小さい
好き⇔嫌い
美しい⇔醜い


みたいな感じでしょうか?


どちらでもない、普通、〇〇とまでは言えない…など、中間がありそうです。






その他に、


上⇔下
右⇔左

だと、なんだか人の思いや感じ方などの感覚が含まれるような気がしますね。


中間がありそうな気がします(笑)





ところで、対義語ではありませんが、


歩く/走る

はどうでしょうか??


中間があるとすれば、どんな状態でしょうか(笑)


某都市にて開催した「与那国フェア」の打ち上げの後のこと・・・。


こんなやり取りがありました。



もう少し飲みたい役場職員A氏(先輩)、

もう飲みたくない、帰って寝たい役場職員B氏(後輩)、

そして、僕。


役場職員A氏:「いやぁ、玉那覇さん。良いイベントでしたね~。打ち上げも盛り上がり楽しかった。良かったら僕の部屋で少し飲みませんか??」


僕:「いいですね。コンビニでお酒買って部屋で飲みますか」


役場職員A氏:「お~い。啓太(おっと、名前を記載してしまった…)。この後コンビニで酒買って俺の部屋に集合な!!」

役場職員B氏:「…。」(いきなり走り出してしてホテルへ。)

役場職員A氏:「あっ、啓太逃げたな(またまたうっかり名前を記載してしまいました・・・)


その日は、

啓太君(間違えて何度も名前を出してしまう…)がダッシュでいなくなった為、

役場職員A氏と私、その他同僚1名の3名でA氏の部屋に集まり、少し酒を飲んで解散となりました。



それからしばらく経ったある日の飲み会にて。



役場職員A氏:「そういえば啓太、お前あの日呼んだのに走って逃げただろ!!」

役場職員B氏:「走って逃げてませんよ。何言ってるんですか。ってか呼ばれた事すら気づかなかったですよ。」

役場職員A氏:「嘘つくな!!『お~い、啓太~』って言ったらお前いきなりダッシュしただろ!!』

役場職員B氏:「走ってないですよ。あれは早歩きです。」


競歩のイメージです(笑)


役場職員A氏:「早歩きってなんだ。走ってただろ」

役場職員B氏:「いえ。走っていません。早歩きでした」



これらのやり取りを、僕は過呼吸になりそうなくらい爆笑しながら聞いています(笑)


論点が「逃げた/逃げてない」から「走った/走っていない。早歩きだ」に変わるところも面白い。



建設的な議論のお陰で、

「走る/歩く」に中間があることに気づくことが出来ました



ところで、


与那国島に赴任して4年目ですが、現在ピークで体重が重い状態です。



もう半分くらい

チビ

デブ

ハゲ


の三拍子がそろっている私ですが、


これまでの考察により、中間の概念を発見できそうです。



他人:「お前ちびだな」

僕:「チビとまでは言えない。つまりチビではない。」


他人:「お前デブやんけ」

僕:「デブとまでは言えない。つまりデブではない」


他人:「ハゲとるやないか!!」

僕:「一部の頭髪が抜けただけ。というか、これから生えるかもしれないのでハゲには当たらない。」


以上のように、


物事に対して一方的に言う事はできないのだ、


と気づかされました(笑)